数年後,そういえば,これが始まりだったなと,気付く。
quote:ペプシ社は2月1日のスーパーボウルで放送する「ペプシ iTunes」キャンペーンCMの内容を公開した。CMにはRIAAに提訴された16人のティーンエイジャーも出演している。使う当てのない当選キャップの寄付を募る,チューン・リサイクルというサイトも登場し,レーベルではなくよりミュージシャンへの還元となる楽曲を購入するそうだ。
CMのミラーは,MacRumors.comの記事などに集められている。たぶん,そう,ナップスターが現れたときから,もうみんな気付いていたんだ。音楽をお金を出して買うことのバカばかしさを。そしてなにか変化が必要だとみんなが云ってきた。だが,音楽業界は日本でのコピープロテクトCDのような,なんの意味もないことで時間を潰してきた。
たぶんこのペプシのキャンペーンが,最終結論になるんだろう。ハンバーガーのマクドナルドが同様のキャンペーンを考えているという噂もあるが,ほかの企業も参入してくるだろう。それによって,やっと音楽はまともに生きる術をみつける。いままでのような,ファンをだまして金をせしめるような売り方をしないでよくなる。ホントは音楽業界が自分でこの道を開くべきだったろうが,結局なにもできず,ただ流されてここに行きついた。動画や出版などにも同じときがくるんだが,音楽業界のようなミジメな姿をみせないで欲しいものだ。
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